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乳歯の外傷について *

こんにちは!田中です(^^)/♪ですね!

しかしまだ寒暖差が 激しいので風邪を引かないよう 気をつけましょう(^^ゞ

 

 

さぁ、今回は【乳歯の外傷】についてお話します!

小さい子供は転倒しやすく、 その際に反射的に

うまく手をつけないことが多いため、

よく前歯を打ってしまいます。

ある統計によると、乳歯の外傷の発生率は

20%前後にも及び多くは1~3歳の間に起こるそうです。

 

 

まず、乳歯の外傷にはどんな症状があるのか

簡単に説明しますね♪

 

 

◎完全脱臼  ⇒歯が周りの骨から外れ、完全に抜け落ちた状態

 

◎動揺・亜脱臼  ⇒一番多い症状です。歯は骨から完全に

はずれているわけではないがグラグラしている状態

 

◎転位  ⇒ぶつかった時の力により歯が動いてしまい、

元の位置とは別の場所に移動している状態

 

◎陥入  ⇒ぶつけた衝撃で歯が骨の中に めり込んでしまった状態

 

◎変色  ⇒歯をぶつけることにより、歯の神経が死んだり

血管が切れ、その結果歯の色が変わる

 

◎歯冠破折  ⇒歯をぶつけた衝撃で歯の頭の部分が破折した状態

 

◎歯根破折  ⇒歯の根っこの部分が折れた状態

 

 

その他、唇や頬の内側を怪我してしまう

軟組織の損傷があります。

 

こんなに種類があるんですね…!(*_*)

 

 

そして、これからが大事ですよッッ(^^)!

 

 

 

次に、歯を損傷した際の 対処法などを説明します!!

 

▼完全脱臼の場合…  ⇒素早く歯科へ受診しましょう!!

抜け落ちた歯の条件が良ければ 元の位置へ戻す再植があります!

脱落してから歯医者さんを 受診するまでの時間が短く、

歯の保存状態が良いほど、 再植の予後も良好になることが期待されます!

 

※重要なカギは… 歯が脱落してから

 

▽とにかく乾燥させないこと

▽歯をゴシゴシとこすって洗わないこと

▽歯の根っこは持たないこと

▽家の場合、抜けた歯をすぐに

「牛乳」や「生理食塩水」につける ⇒すぐ歯科へ受診!

 

 

▼亜脱臼、動揺の場合…  ⇒歯科へすぐに受診し、

エックス線などで歯と歯の周り等を確認します。

 

動揺が軽度であれば 安静にし、様子を見ますが

明らかな動揺がみられる場合は 両脇の歯と固定して安静を図ります。

 

 

 

おっと。すごく長くなってしまいました(._.)

いざそういう時に直面した時は すごく焦ってしまうと思いますが

どんな状態であれ歯を損傷した場合は

すぐにお近くの歯科医院へ受診し 見てもらいましょう! では、このへんで……♪

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