こんにちは、山口です。
今回は栗について書きたいと思います!
栗に含まれている栄養素の中でも、代表的なものを5つご紹介します。
ビタミンB1
糖質やアミノ酸の代謝をサポートする栄養素です。
別名チアミンと呼ばれる水溶性のビタミンで、糖質を代謝するために欠かせません。
糖質を燃やしてエネルギーに変えるため、白米をメインにしている日本人は積極的にとりたい栄養素です。
ほかにも疲労回復や、神経、筋肉の機能を正常に保つ働きを持っています。
タンニン
抗酸化作用があり、血管が老化によって硬くなる動脈硬化対策にも注目されている成分です。
老化やガン予防などに役立ちます。
また、肌につけると毛穴をひきしめる収れん作用も期待できるため、様々な化粧品にも配合されています。
ビタミンC
抗酸化作用があり、肌のターンオーバーをサポートする栄養素です。
ニキビや肌荒れなどのトラブルをケアしてくれるため、健康にも美容にもおすすめの食材です。
食物繊維
食物繊維には水に溶ける海藻などの水溶性食物繊維と、そのまま消化吸収されない不要性食物繊維があります。
栗は消化吸収されず、腸内にある老廃物の排出をサポートする不溶性食物繊維です。
そのため、腸内の老廃物のお掃除や便秘解消におすすめの食材です。
また、胃腸に留まることから、血糖値の急激な上昇がおこりづらい食材でもあります。
カリウム
カリウムは体内に溜まった余計な老廃物や水分を
排出する働きがあります。
また、血圧を正常にたもつ働きを持っています。
塩分の過剰摂取は高血圧の原因になりますが、カリウムをしっかりとることが、体内の余分な塩分を外においだし、血圧の上昇を予防する手助けになるのです。
栗の1日あたりの適量は、10~15粒が目安です。
栗は糖質やカロリーが多く、100gあたり164キロカロリーと決して低カロリーではありません。
このカロリーは白米を小盛にした量と同程度です。
通常の食事のほかに間食で多くの栗を食べるのは、カロリーオーバーの原因になります。
小粒のため、つい食べ過ぎてしまいますが、推奨量以上を食べることは、かえって便秘の原因や糖質の過剰摂取にもつながってしまうのです。