(◠‿・)—☆ 真田です✐
冬場は空気が乾燥するため、健康な人でものどや口の中が渇きがちになります。
高齢になるとストレスや薬剤の影響、かむ力の低下などが原因で唾液の分泌量が減るため、口の中が乾燥する人が多く、口やのどが渇く、食事がとりにくい、発音がしにくいなとの症状のある方が多くなります。
💡 唾液の分泌を増やすにはよく噛むことです!
高齢者は口の周りの筋肉が弱まり、常に口を開きがちになるのでマスクをして乾燥を防ぎましょう。唇の乾燥には、濡れたガーゼで覆ったり、リップクリームやワセリンを塗ったりして保護します。
塩分、香辛料、カフェインを含むコーヒー、紅茶、緑茶なども摂り過ぎれば渇きの原因になります。
💡 唾液の分泌をおさえる薬に注意!
潰瘍治療薬や降圧剤、抗うつ剤、パーキンソン病治療薬、抗ヒスタミン剤、鎮静薬、睡眠薬、利尿剤などには唾液の分泌をおさえる作用があります。
服用を中止するわけにはいかないことが多いので口の乾燥を防ぐ対策をとりましょう。
・口の中の温度を下げる
口の中が熱く感じられるときは氷や冷たい水を口に含むと温度が下がり、乾燥も防げます。
・室内の湿度を上げる
最適な湿度は40〜60%、冬は暖房によって乾燥しやすいので加湿器を利用します。
2時間に一度は窓を開け、新鮮な空気を入れ換えることも有効です。
・唇を保護する
・マスクを着用する
・刺激のある食べ物を控える など
💡 口の中の乾燥がひどく、痛みなどの症状がある場合はほかの病気も考えられますので早めに医師や歯科医師に相談しましょう。
高齢者のお口のトラブル