(◠‿・)—☆ 真田です✐
「食べ物を入れ歯で噛むことができない」という訴えの中でもっとも多いのは痛みによるものです。
入れ歯による痛みは、違和感程度であれば慣れると解決する場合もありますが長期間放置しておくことはよくありません。
痛みを我慢するとさらに傷が大きくなり症状が悪化する場合があります。
新しい入れ歯を入れると、ほとんどの痛みは翌日〜１週間のうちに発生します。
「必ずどこかに痛みは出る」というつもりで
はじめての入れ歯で食事を数回行った後は必ず一度歯科医院での入れ歯の調節を行いましょう。
入れ歯を２４時間口腔内に装着したままにしたり不潔にしておくとカンジダ菌（カビの一種）が繁殖する場合もあり、痛みの原因になります。
高齢者や寝たきりの方にみられますが肺炎などの全身疾患につながることもあり注意が必要です。
高齢になるほど入れ歯の安定には条件が高くなることが多く、顎堤（入れ歯をのせる土手の部分）が退縮し、顎堤粘膜も薄く弱くなる上に唾液の分泌も低下するため、入れ歯の安定性や維持力の基盤が失われ、入れ歯による痛みが生じやすいのです。
入れ歯で痛みがあるようでしたら独断で放置せずに必ず歯科医院を受診して調整・指導をうけてください。
お口のトラブル〜入れ歯による痛み