歯周病の兆候 | 旭川の歯科・インプラントならマキタ歯科医院

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歯周病の兆候

こんにちは、佐藤です。


今はみなさんが知っている歯周病についてです。


■ 歯周病の兆候を見つける6つのポイント

(1)歯肉が腫れる
歯肉は健康なときには引き締まっており、歯と歯の間がきれいな三角形の形状をしています。ところが歯周病になると、歯肉が炎症を起こして腫れるため、三角形だった歯肉は少し丸みを帯びてきます。進行してくると、歯肉が柔らかくたるんだような感じになります。

(2)歯肉の色が赤い
歯周病によって炎症が起きると、歯肉の色も変化してきます。健康なときには淡いピンク色をしていたものが赤みを帯びてきて、進行するとその赤みが濃くなります。特に、歯と歯の間の歯肉が目立って赤くなったり、歯肉のふちが赤くなったりすることがよくあります。

(3)歯肉から血が出る
歯周病になって歯ぐきが赤く腫れてくると、出血しやすくなります。歯と歯肉の間から血がにじんでいたり、歯を磨いたときに歯ブラシに血がついていたりしたら、それは歯周病の兆候です。
硬いものを食べたら血が出る場合には、歯周病がかなり進行している可能性があります。

(4)歯がグラグラする
歯がグラグラと揺れることを「動揺」といいます。動揺が起きるのは、大きく分けて2つの段階があります。
最初に起こるのは、歯と歯槽骨の間にある「歯根膜は本来、歯と歯槽骨の間で噛んだときの衝撃から歯や周りの骨を守るクッションのような役割を果たしていますが、このクッション的な歯根膜が大きくなることで安定性が悪くなり、歯が少しグラグラするようになります。
この段階では、まだ歯槽骨は溶けていません。普段の歯磨きと歯科医院でのメインテナンスで、もとの状態に戻すことが可能です。
そこから10年、20年という長い歳月をかけていよいよ歯槽骨が溶けてくると、歯の土台そのものが非常に不安定になり、動揺はさらに大きくなります。

(5)歯にすき間ができる
歯槽骨が溶けて歯の動揺が大きくなると、歯が本来の位置から動いて、歯と歯の間にすき間が出現します。「若いころは歯がきれいに並んでいたはずなのに、いつのまにかすき間ができた」、「最近、歯並びが悪くなったような気がする」といった場合には、すでに歯槽骨が溶け、重症化しているかもしれません。

(6)口臭が気になる
歯周病が進行してくると、口臭が気になるようになりますが、これは歯周病菌がつくり出す硫化水素やメチルメルカプタンというガスが原因です。

歯周病が進行するほど、大量の歯周病菌がガスを発するため、臭いがよりキツくなっていきます。
ただし口臭は、歯周病というよりも、舌にこびりついた 舌苔(ぜったい)
という汚れが原因で起きることがほとんどです。歯を磨くとき、歯ブラシで舌も一緒に磨くようにすると、舌苔も除去されます。それでも口臭がなくならない場合には、歯周病の可能性があると考えてよいでしょう。
このほか、歯にモノが詰まるというのも、歯周病のサインのひとつです。歯周病が進行して歯にすき間ができてくると、食べかすが詰まりやすくなるからです。
ただし、モノが詰まる原因は歯周病ばかりではありません。歯を磨くときにブラッシングの力が強すぎることで歯肉が傷つき、歯肉が下がってしまった場合にも、歯にモノが詰まりやすくなります。
また、歯肉が下がるというのも歯周病の兆候のひとつですが、加齢によっても歯肉は下がります。必ずしも歯周病が原因とはかぎりませんが、心配であれば、歯科医院で診てもらうことをおすすめします。


歯周病を進行させないためにも定期的に歯のクリーニングをに歯科医院へ行きましょう!


ではまた来月!

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