こんにちは、佐藤です!
今回は毎日する”歯磨き”についてです!
歯科ではこれ以上歯を悪くさせないように予防が大切です。
そのためにまず一番重要なのは歯磨きがしっかりできているかということです。きちんと治療をしても歯磨きができてないと歯はまたすぐにだめになってしまいます。
歯の磨き方は基本的には歯ブラシを横に細かく動かす(スクラッビング法)のがよいでしょう。以前はローリング法(歯ブラシを回転させる方法)や縦磨きが主流でしたがあまり効率 が良くないということがわかってきたのでお勧めしていません。
人それぞれ磨き癖があり磨きやすいところと磨きにくいところがあるため、自分が苦手なところを知るということが大事です。いつも磨き残しがあるところから悪くなってしまいま す。磨き残しを無くすためにも苦手なところから始めたり、磨く場所の順番を決め、一カ所 に集中したり、磨き残しがでないよう注意しましょう。
歯垢(汚れ)がたまりやすい場所
★歯と歯ぐきの境目
ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に押しあて小刻みに振動させながら磨くとよいでしょう。あまり強く磨くと歯や歯ぐき を傷つけてしまいます。歯ぐきをマッサージするような感じ で磨きましょう。
★歯と歯の間
歯と歯の間にブラシの毛先を入れて横に細かく動かして磨いてみましょう。大きく動かすと毛先が歯と歯の間から逃げて しまいます。歯間ブラシやデンタルフロスを使うとより一層きれいに汚れがとれます。
★前歯の裏側
歯の真ん中がくぼんでいるので、横に動かすと歯ブラシがあたらないところがでてきてしまいます。歯ブラシの先やかか とを使ってブラシを縦に動かして磨いてみましょう。 特に下の前歯の裏側は歯石がつきやすいので、かかと磨きで 一本ずつ磨きましょう。
★一番奥の歯の後ろ側
歯ブラシが届きにくい場所なので大変汚れがちです。お口を閉じ気味にしてブラシを入れると磨きやすくなります。
★歯並びの悪いところ
歯並びの悪いところは汚れがたまりやすいので注意して磨きましょう。
以上のことに気を付けて歯磨きをしてみて下さい。
歯垢染色ジェルを使って、染め出しをしてみると汚れている場所がわかるので試してみて下さい!
では、また来月!
上手な歯磨き