こんにちは、山口です
今回もうつ病について書きたいと思います。
うつ病は大きく分けると「大うつ病」「双極性障害」「気分変調症」の3種類に分類されます。
「大うつ病」
強い抑うつ症状が続く種類で、従来「うつ病」と呼ばれていた物です。双極性障害とは異なり、「躁うつ症状」のみが現れます。
一般的に「うつ病」と言えば、大うつ病のことになります。
大うつ病というと、症状が大きい、重いうつ病と勘違いされるかもしれませんが、「主たるタイプ」という意味で使われています。
「双極性障害」
強い「抑うつ状態」と気分が高揚した「躁状態」の2つの症状をあわせ持つものです。
抑うつ状態の時は、他のうつ病との区別はほとんどつきませんが、ひとたび躁うつ状態になると、「多弁」「自意識過剰」「活動性が過剰に高まる」など、抑うつ状態とは正反対の状態になります。
「気分変調症」
抑うつ症状は比較的軽いのですが、その状態が長く続く物です。比較的、若い人に多いと言われています。
軽い抑うつ照応があり、からだの不調が続いてすっきりしない状態が2年ほど続いていると、「気分変調症」と診断されます。
大うつ病に比べて抗うつ薬が効きにくく、薬物療法以外にも、認知療法や環境などを調整して症状を軽くするのが特徴です。
他にも、正式な分類名ではありませんが、うつ病とつくものもあります。
次回は、そちらを紹介したいと思います