お薬の飲み合わせ その5 | 旭川の歯科・インプラントならマキタ歯科医院

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お薬の飲み合わせ その5

(^。^)y-.。o○ 真田ですpencil 
 
 
 
note 骨粗しょう症のお薬を飲んでいるなら・・・必ず、問診票に書き、お薬手帳をお持ちください。
 
 
 
骨粗しょう症治療のすぐれたお薬、ビスフォスフォネート製剤(BP剤)。ところが抜歯などのキズをきっかけに、この薬を継続的に使う患者さんのあごの骨が細菌に感染し壊死してしまうことがあります。骨粗しょう症の薬を服薬しているかたは歯科医師に必ず伝えてください。 
 
 
近年骨粗しょう症治療薬の承認を受けた分子標的薬(デノスマブ/ランマーク)についても、抜歯のキズなどの感染をきっかけにあごの骨の壊死が起きることが報告されています。これからはこうした新薬にも注意を払う必要があります。
  
 
 
note 抜歯をするなら休薬してから。 
 
 
 
抜歯などの外科治療が必要な場合は、歯科医師が骨粗しょう症の治療の主治医と連携を取り、歯科治療の準備のための休薬の相談をします。医科の主治医の判断で休薬をすると、約3ヵ月後にはあごの骨の代謝が一巡し、薬の影響が減ってきます。抜歯後はしっかりと縫合して、細菌感染を防ぎます。
 
 
ただ、がんの転移を防ぐ注射約のBP剤をお使いの患者さんは、休薬が望ましくないことも多いです。この場合は通常、抜歯よりもがん治療を優先することになります。  
 
 
 
 
note 原因のひとつは細菌です。お口を清潔に! 
 
 
 
 すでにBP剤を飲んでいるかたは、毎日の歯磨きを丁寧に行い、歯科のクリーニングに定期的においでください。お口の中の細菌は、あご骨の壊死のリスクになってしまいます。そこで発症の予防に効果があるのが口腔ケアです。
 
 
 これから服用するというかたは、その前に歯科を受診し、抜歯などの必要な治療をあらかじめ済ませましょう。服用を開始してからも定期的にお口の清潔を保っていきましょう。 
 
 
  入れ歯によるキズも骨壊死のきっかけになります。キズや炎症を防ぐため、入れ歯の清掃を丁寧にし、調整には定期的に通いましょう。
 
 
 
 
 
 

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